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保健医療データ活用プロジェクト

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プロジェクト名

保健医療データ活用プロジェクト

種別?領域

政策立案支援/データサイエンス

研究期間

2020年12月1日~

プロジェクト組織

渡邊亮教授(リーダー)、岩根特任研究員、熊澤研究員

プロジェクト概要

本プロジェクトは、神奈川県の健康医療分野におけるデータ活用?分析を通じて、県内市町村の健康づくり施策の更なる向上を図ることを目的として実施している。

具体的な取組みとしては、県内国民健康保険?後期高齢者医療制度に関わるレセプトや特定健診などのデータ、衛生統計などの保健医療データを集積?分析し、その結果を地域の特徴が分かるように加工すると共に、県及び県内市町村などに提供している。また、県や市町村が事業や法定計画の策定?評価における保健医療データ活用を推進するため、県?市町村棟担当者を対象とした研修会を実施している。さらに、市町村等からの相談に応じ、個別の取り組みも実施している。

 

 

(座間市を対象にした取組例)

座間市では市が保有する保健医療データの活用を試みている。しかし現場では独力で取り組むことは難しいことから、現場から生まれたテーマに関して、健康増進事業の方向性を示すようなデータ抽出分析と助言を行うことを目的としたプロジェクトを実施している。

昨年度までは、国保データベース端末より得た定型帳票を加工して、「慢性腎臓病と糖尿病の関係」「要介護認定と併存疾患の関係」「健診受診と医療受療の関係」「超過が大きい疾患群別医療費(年齢調整により県標準化と比較)」に関して、目で見て分かりやすいグラフなどの情報や、市内地区別の特徴が分かるツールを提供してきた。今年度も現場の要望に沿うような取り組みを行う予定である。

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